兄弟の真実が明らかに
千秋の制止も聞かず、冬真は夏向が本当の兄弟ではないと言い放った。
それは、今まで千秋が必死に隠し続けて来た事実だった。
突然のことに夏向は信じられない。
傍にいた美咲も唖然とするばかり。
すると、冬真は夏向の本当の妹だと西島愛海を連れて来た。
病気の母の為に、愛海は、実の兄、夏向を探していたと言う。
母の病状は、一刻も早く輸血が必要だということ。
珍しい血液型なので、血のつながった夏向に輸血を頼みたかったのだ。
いきなりの事に、動揺を隠しきれず夏向は出て行ってしまう。
美咲は追いかけるのだが、かける言葉が見当たらなかった。
柴崎家に戻った美咲は、冬真に夏向が心配ではないのかと問いかける。
だが、冬真は自分のせいでこんなことになったと言いたいのかと怒ってしまう。
美咲や千秋は、いつも夏向の味方で、自分が本当の兄弟でない方が良かったのではないかと言い放ち、
冬真も家を出て行ってしまった。冬真とすれ違いに、夏向が帰ってくるのだが…。
翌朝、美咲は部屋をノックをするのだが返事がく、そこに夏向の姿はなかった。
冬真も昨夜出て行ったきり戻らない。
千秋は、夏向を傷つけてしまったのではないかと自分を責めていた。
夏向は、役所で自分の戸籍を調べたようで、実の母親の住所が記載されていた。
それを見つけた美咲は千秋と尾道に迎えに行くことに。
しかし、ほぼ同時に家出した、冬真も見つかったと連絡を受けて、
千秋は冬真のところに。
美咲は夏向のところに向かった。
夏向は実の母に対面するが愛美の友達として対面した。
母は「愛美は一人っ子で内気だから心配と、夏向に話した」
夏向が病院で、母への輸血をして、病院からいなくなった。
美咲は尾道の海辺で夏向を見つけた。
一方冬真は、
千秋から、夏向から冬真への本心を聞いた
シーズンスの客席に比べてシェフが少ないのは、夏向が冬真を待っているからだといった。
親父は、「冬真に料理を教えたいが、自分からシェフを目指したいというまで、教えない。」と言った。
だが、その前に倒れた。
親父は
「夏向から冬真へ料理を、教えてやってくれと託。」されていた。
父のレシピノートの後半には冬真用のノートがあった。
戻った夏向と、冬真は二人でシーズンズの厨房に立つことに。
第８話予告動画 ネタバレ ＃０８
柴崎兄弟のわだかまりが溶け、『Sea Sons』の営業も元に戻った。
美咲への夏向の態度は相変わらずだが、冬真が厨房のアシスタントを始めたため、
以前より活気にあふれている。そんな様子を千秋が見つめていた。
美咲には、２つの課題が出来ていた。
ひとつは、大橋尚美プロデュースで夏向と行うダイニングアウトに提供する料理のプレゼンを成功させること。
もうひとつは、夏向の告白への返事。
答えは決まっている美咲だが、タイミングが分からずにいた。
美咲は自室から若葉に電話で相談をする。
若葉は、「すぐに返事をしたほうがいい」と言うが、美咲はダイニングアウトの仕事中だともじもじ。
そこに、冬真が来て、夏の思い出を作ろうと美咲を誘う。
冬真は兄弟と楽しむ花火に美咲を連れ出した。
絶好のチャンスと、美咲は夏向に接近。勇気を出して返事を決めたと切り出す美咲に、
夏向はそれでは明日一緒に食材探しに行こうと言う。
夏向は、美咲がダイニングアウトのデザートを思い込んでいたようだ。
また、美咲は告白の返事が出来なかった。
２人を見ていた冬真は、くっつくのも時間の問題だと千秋に話す。
美咲は千秋のことは吹っ切れたみたいだと続ける冬真。でも千秋は…。
次の日から、美咲と夏向の食材集めが始まった。そして、プレゼンの日がやって来る。
美咲はプレゼンが成功したら、２人でお祝いをしようと夏向に提案した。
